フェルメール展@大阪市立美術館
大阪市立美術館のフェルメール展に行ってきました。それまで「お待ち時間はございません」とTwitterに書いてあって安心していたら、行ったときには行列ができていました。厄年だからしかたないか。
大阪で見た「恋文」は思っていたより小さな作品で驚きました。そして小さいからこそ、画中画や女性二人の衣装やほうきなどの描写が細かくて、フェルメールの芸当に驚かされました。
あと、大阪に来ていた方々の「作品を楽しもう」という意気込みは「素晴らしいなあ」と心底思いました。
私は普段、東京の美術館に行くことが多いのですが、東京のフェルメール展は「フェルメールという肩書」に圧倒されている方々が多い気がして、「フェルメールならば何でもいいのか?」という気がちょっとしたんですね。
その点、大阪に来ていた方々はあまり「肩書」にこだわっていらっしゃらないようでした。フェルメールの作品も、それ以外の画家の作品も、「みんな一つの作品」として楽しもうとしている方が多いような気がして、そんな感じが鑑賞しながらのお話の中から漏れ聞こえてきて、私までとてもいい気持ちになって作品を鑑賞できました。
また大阪行きたいなあ・・・。
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